領収書は、代金を受け取ったことを証明するために発行する書類です。
このページでは、控え付きでそのまま印刷できる領収書のExcelテンプレートを無料で配布しています。
書き方や但し書きの例、収入印紙が必要になる金額もあわせて解説します。
領収書テンプレート(Excel)の特長
- 税込金額を入れると、税抜金額と消費税額を自動計算
- 上段に入力すると、下段の控えに自動で反映
- 税抜5万円以上になると、収入印紙が必要な旨を自動表示
- インボイス制度の登録番号を記載できる発行者欄つき
- A4縦1枚に領収書と控えを配置(切り取り線つき)
領収書に書く項目
| 項目 | 書き方 |
|---|---|
| 宛名 | 支払った人の会社名・氏名を正式名称で書く(「上様」は避ける) |
| 発行日 | 代金を受け取った日付を書く |
| 金額 | 税込金額を書き、改ざんを防ぐため「¥」と「-」で前後を閉じる |
| 但し書き | 何の代金かを具体的に書く(例:Webサイト制作費として) |
| 内訳 | 税抜金額、消費税額、税率を書く |
| 発行者 | 住所・会社名・電話番号・登録番号を書き、押印する |
宛名を「上様」にしたり、但し書きを「お品代」にしたりすると、何の支払いかがわからず経費として認められにくくなります。
できるだけ具体的に記入しましょう。
インボイス制度に対応した領収書の書き方
領収書も、必要な項目がそろっていれば適格請求書(インボイス)として使えます。
適格請求書として扱うには、主に次の項目が必要です。
- 発行する事業者の名称と登録番号(Tから始まる13桁)
- 取引年月日
- 取引内容(軽減税率の対象品目がある場合はその旨)
- 税率ごとに区分して合計した対価の額と、適用税率
- 税率ごとに区分した消費税額
- 受け取る側の氏名または名称(宛名)
このテンプレートは税率を1つ指定する形式です。
10%と8%の品目が混在する場合は、税率ごとに金額と消費税額を分けて記載するか、請求書などで内訳を補いましょう。
収入印紙が必要になる金額
売上代金として受け取った金額が5万円以上の領収書には、収入印紙を貼る必要があります。
消費税額が区分して記載されている場合は、税抜金額で判定します。
| 記載金額(売上代金) | 印紙税額 |
|---|---|
| 5万円未満 | 非課税 |
| 5万円以上100万円以下 | 200円 |
| 100万円超200万円以下 | 400円 |
| 200万円超300万円以下 | 600円 |
| 300万円超500万円以下 | 1,000円 |
| 500万円超1,000万円以下 | 2,000円 |
収入印紙は、領収書と印紙にまたがるように消印をして使います。
なお、営業に関しない受取書は非課税です。
また、領収書をPDFなどの電子データで送る場合は、印紙税はかかりません。
領収書テンプレートの使い方
1. 宛名・発行日・金額を入力する
上段の領収書に、宛名、発行日、税込金額を入力します。
税率は10%または8%を入力してください。
2. 但し書きと発行者情報を入力する
但し書きに何の代金かを入力し、発行者欄に住所や会社名、登録番号を入力します。
入力した内容は、下段の控えに自動で反映されます。
3. 印刷して押印する
A4用紙に印刷し、発行者の印を押します。
切り取り線で切り離し、上段を相手に渡して、下段の控えを保管しましょう。
よくある質問
Q. 領収書は手書きでもよいですか。
A. 手書きでも有効です。
金額は算用数字で書き、改ざんを防ぐために「¥」と「-」で前後を閉じましょう。
Q. レシートと領収書はどちらでも経費になりますか。
A. レシートでも、日付・金額・内容・発行者が確認できれば経費の証明として使えます。
宛名が必要な場合は領収書を発行してもらいましょう。
Q. 領収書の控えはどのくらい保存すればよいですか。
A. 法人は原則7年間、個人事業主は青色申告なら原則7年間、白色申告なら5年間保存します。
あわせて使いたいテンプレート
まとめ
領収書は、宛名・日付・金額・但し書き・発行者を正しく書くことが大切です。
インボイス制度の登録番号や、5万円以上の場合の収入印紙にも注意しましょう。
テンプレートを使えば、控え付きの領収書をすぐに作成できます。

